腎臓病は、腎臓の糸球体や尿細管が冒されることで、腎臓の働きが悪くなる病気です。
2019年11月28日放送の「主治医が見つかる診療所」では、オシッコで早期発見!!
8人に1人の新国民病SPとして、上月正博先生のたった10秒!腎臓体操のやり方が紹介されました。
ダイエット効果にも期待の腎臓体操
川平内科の上月正博(こうづきまさひろ)先生は、腎臓病と運動の関係について研究していらっしゃる方です。
腎臓病は運動でよくなる! (東北大学が考案した最強の「腎臓リハビリ」) 新品価格 |
かつて医学界では、腎臓病患者の運動はタンパク尿が増え、腎臓に負担をかけるため良くないと考えられていました。
しかし、上月先生は慢性腎臓病患者にも運動効果があることを発見したのでした。
今では腎臓病の運動療法のパイオニアとして世界から注目されています。
そんな上月先生が最新理論をもとに考案したのが腎臓体操。
動脈硬化の改善の他、血圧改善やダイエット効果なども期待できるといいます。
腎臓体操のやり方
かかとの上げ下ろし
1.肩幅に足を広げる
2.息を吸って息を吐きながら5秒かけてかかとを上げていく。
3.息を吸って息を吐きながら5秒かけてかかとをおろす。
1日10回×3セットがおすすめ
足上げ
動作を行うときは息を吐きながら行います。
1.安定した椅子の背に片手を置く。
2.イスに置いてある手とは逆側の足を、息を吐きながら5秒かけてひざを曲げながらゆっくり上げる。
3.5秒かけて後ろに下げる。
4.5秒かけて足を下ろす
5.反対の足も同様に行います。
1日左右5回ずつ×3セットが理想です。
まとめ
腎臓の機能はいちど失われると回復することがない場合が多く、慢性腎不全といわれる病態になることがあります。
適度に運動を交えて、健康に留意しましょう。